![]() |
![]() |
|
||||||||||||
1.申請内容の背景とねらい
【1】目的
連続スペクトルの一部をカットし、再合成する光の実験によって光の色、および、波長の違いによる光の性質の違い等に関する一連の演示実験を行うこと。
【2】概要
従来、光のスペクトルの観察は分光器を使って行なわれることが多かったが、この方法では生徒一人一人が交代で観察することになり、非常に能率が悪かった。また、色フィルターを次々代えながら光の吸収について説明するようなことはとてもできなかった。それに対して、スライドプロジェクターの白色光を単スリットを通して回折格子レプリカフィルムに入射させると、鮮明で大きな連続スペクトルを表示することができ、さらにそのスペクトルをフレネルレンズで集めることで光の再合成が可能となる。このような方法を使うと、授業の中で生徒全員が同じ光のスペクトルを同時に観察することができるので、印象深い光のスペクトルの実験を能率的に行なうことができる。また、2種類のスペクトルを同時に観察して、両者を比較しながら実験を進めていくことは重要なことであるが、回折格子レプリカフィルムによる左右の一次の回折光を使うとそのことを容易に実現できる。例えば、白色光を連続スペクトルに分解し、その一部をカットしてから再度混合することで、自由にいろいろな色の光をつくり出し、色フィルターによる光の吸収や、夕焼けがなぜ赤いか、青空がなぜ青いか、葉っぱはなぜ緑色か等の身近な色に関する生徒の疑問に答えると同時に、光の波長によって光の干渉や回折の現象にどのような差が出るかについて実験を通して答えることができる。
2.内容の説明
【1】教材・教具の製作方法について
1.製作に用いる材料
回折格子レプリカフィルム((株)光洋、1mmあたり905本の溝)、フレネルレンズ(シートレンズU−5、A4サイズ、シンワ測定(株)、DIYの店で1,350円)、ホログラムシート(東急ハンズ、1mmあたり約200本の傷が直角方向につけられている回折格子シート)、裏が黒い工作用紙(クロワシ、4切)、色セロハン(赤、緑、青、黄)、スライドプロジェクター用のマウント、剃刀刃(0.1mm厚)、釣用の重り(コイン25号)、レーザーポイター(秋月電子通商、670nm、900円)
2.実験装置の製作
(1)スライドプロジェクター用のマウントに固定した単スリットの製作...写真1参照
剃刀刃をペンチで割り、約1.2mmの隙間を開けてスライドプロジェクター用のマウントに黒のビニールテープで固定する。
(2)レーザーポインターを固定する台の製作...写真2参照
断面が25mm*40mm、長さ5cmの木の棒に木工ドリルを使って13.5φの貫通穴を開ける。この木片の左右から断面が30mm*40mm、長さ5cmの木の棒を木ネジで固定し、黒ペンキを塗って乾燥させてから、重り6個を両面テープで棒に貼りつける。この穴の中にレーザーポイターを挿入すると、レーザーポインター側面のボタンが押された状態になり、スイッチが押されたままになる。また、この台はスライドプロジェクターのレンズが下がらないように支持するはたらきもする。
(3)長方形の窓の開いた板を固定した冶具の製作...写真3参照
スクリーン上の光のスポットの形を長方形にするために窓を開けた板をレンズの前の位置に固定するための冶具を製作する。写真3のように水ようかんの容器の底に適当な大きさの窓を開け、さらに縦28mm、横6mmの窓を開けた裏が黒い工作用紙を貼り付ける。この容器をL字金具を使って板に固定する。
(4)回折格子レプリカフィルムを固定した台の製作...写真4参照
厚さ3mmのベニヤ板を縦14cm、横10cmに切り、縦8.5cm、横6.0cmの窓を切り抜く。このベニヤ板を木ネジで断面が25mm*40mm、長さ10cmの棒に固定する。さらに棒の裏側に縦14cm、横1.5cmのベニヤ板を木ネジで固定する。(このベニヤ板は直進する白色光を遮るはたらきをする。)次に、黒ペンキを塗って乾燥させ、窓の部分に回折格子レプリカフィルムをセロテープで固定する。(回折格子レプリカフィルムに刻まれた溝が縦になるように固定する。)最後に重り3個を両面テープで棒に貼りつける。
(5)フレネルレンズを固定した台の製作...写真5参照
厚さ3mmのベニヤ板を縦25cm、横32cmに切り、縦20cm、横27cmの窓を切り抜く。このベニヤ板を木ネジで断面が25mm*40mm、長さ32cmの棒に固定する。次に、黒ペンキを塗って乾燥させ、窓の部分にフレネルレンズをセロテープで固定する。さらにその上から縦18cm、横24cmの窓を切り抜いた裏が黒い工作用紙(縦25cm、横32cm)をセロテープで固定する。次に、スペクトル観察用の板目紙2枚(縦4cm、横32cmのものと縦8cm、横32cmのもの)を工作用紙に貼り付ける。最後に重り3個を両面テープで棒に貼りつける。このようなものを2個製作する。
(6)スクリーンの製作...写真6参照
表面に白ペンキを塗った縦26cm、横35cmのベニヤ板を木ネジで断面が25mm*40mm、長さ35cmの棒に固定する。次に、重り3個を両面テープで棒に貼りつける。このようなものを2個製作する。
(7)焦点距離調節用のスクリーンの製作
表面に白ペンキを塗った縦26cm、横17cmのベニヤ板を木ネジで断面が25mm*40mm、長さ17cmの棒に固定する。次に、重り3個を両面テープで棒に貼りつける。
(8)スクリーン用の棒の製作...写真6参照
2個のスクリーンを置く位置の間隔が机の幅より少し大きいため、長さ1.4mの棒(断面は4cm*2.5cm)を使う。なお、棒の上には釣り用の重り5個を両面テープで貼りつける。
(9)実験装置の位置決め用の台紙の製作...写真7参照
白い大きな紙を実験台の上に置き、その上にスライドプロジェクター、レーザーポインター固定用の台、回折格子レプリカフィルムを固定した台、フレネルレンズを固定した台、スクリーン用の棒、スクリーンを正しい位置に置いて、その位置を紙の上に印をつけて記録する。また、分度器を拡大コピーしたものをその台紙の上に貼り、回折格子レプリカフィルムに入射した光の回折した角度および光の波長を示すために利用する。なお、回折した角度から光の波長を計算する際にはdsinθ=nλの式を使う。
(10)裏が黒い工作用紙を用いた各種の実験用台紙の製作...写真8参照
裏が黒い工作用紙をフレネルレンズを固定した台と同じ大きさ、形に切ったものを製作し、その工作用紙から光を通過させるための長方形の窓を切りとった各種の実験用台紙を製作する。
(11)各種フィルターの製作...写真9参照
写真のように色セロハン、色の付いたプラスチック板、ゼラチンフィルター等の各種フィルターを作る。
【2】実験方法
1.実験前の調整
(1)スライドプロジェクターのスライダーにマウントに固定した単スリットを入れ、光が単スリットを通る状態にする。
(2)実験装置の位置決め用の台紙を実験台の上に置いて、セロテープで固定する。
(3)台紙につけた印に合わせてスライドプロジェクター、フレネルレンズを固定した台、スクリーン用の棒、スクリーンを正しい位置に置く。...写真10参照
(4)窓の開いた板を固定した冶具をスライドプロジェクターのレンズの前にセットする。(この冶具の板の部分をスライドプロジェクターの上に載せ、その上に重りを4個載せて固定する。)この冶具をつけないとスクリーン上の光のスポットにスライドプロジェクターのコイルの形が映ってしまうが、この冶具を付けることで、コイルの一部だけを見ることになり、スクリーン上の光のスポットが自然なものに見える。...写真11参照
(5)暗幕を閉めて、実験室を暗くする。
(6)スライドプロジェクターのスイッチを入れ、そのレンズを出し入れしてフレネルレンズと同じ距離で正面に置いた焦点距離調節用のスクリーンの上に単スリットの像が鮮明に映るようにする。この状態でピントがあっていることになる。
(7)レンズの下にレーザーポインター固定用の台を入れ、レンズが下がらないようにする。...写真11参照
(8)回折格子レプリカフィルムを固定した台を正しい位置に置く。...写真12参照
(9)左右のスクリーンの位置を微調整し、スクリーン上の光のスポットが白色になるようにする。
2.白色光を連続スペクトルに分解する実験...写真13参照
スライドプロジェクターの白色光を単スリットを通して回折格子レプリカフィルムに垂直に入射させ、その一次の回折光をフレネルレンズを固定した台に映すと、赤→橙→黄→緑→青→藍→紫と連続的に変化する非常にきれいな連続スペクトルが観察される。この連続スペクトルの光をフレネルレンズで集めると、スクリーン上に白色の光のスポットが観察される。つまり、白色光の中には赤→橙→黄→緑→青→藍→紫と連続的に変化するいろいろな色の光が含まれていること、および、このいろいろな色の光を再度集めると元の白色光に戻ることが分かる。
3.白色光の連続スペクトルの一部をカットし、再合成する実験
(1)夕焼け、青空についての実験...写真14参照
夕焼けは、夕方太陽の高度が低いときに太陽からの白色光が地平線すれすれに地球の大気を長い距離通過する間に大気中に含まれる窒素分子や酸素分子等の微粒子によって波長の短い紫、青、緑等の光が強く散乱されるために透過光がオレンジ色になる現象である。それに対して青空は太陽の高度が高い昼間、大気を短い距離通過する間に波長の短い紫や青の光が強く散乱されて起きる現象である。以上のことをこの実験装置を用いて説明するときは以下のように行なう。スクリーン上の連続スペクトルの紫、青、緑の部分の光を裏が黒い工作用紙でカットし、残りの光を再合成するとスクリーン上の光のスポットはオレンジ色(夕焼け)になり、赤、橙、黄の部分の光をカットし、残りの光を再合成するとスクリーン上の光のスポットは青みを帯びた色(青空)になる。
(2)植物の葉が緑色に見えることを説明する実験
植物の葉が緑色に見える理由は葉の中にある葉緑素(クロロフィル)が白色光の中の赤および青の光を特に強く吸収して光合成のエネルギー源として利用するためであるが、スクリーン上の連続スペクトルの赤および青の部分の光をカットし、残りの光を再合成するとスクリーン上の光のスポットは緑色を帯びた色(葉っぱの色)になる。
(3)色フィルターによる光の吸収の実験...写真15参照
連続スペクトルの一部をカットしてから再度混合することにより、自由にいろいろな色の光をつくることができる。赤、黄、緑、青のセロハンを透過した光のスペクトルを観察し、それを元にフレネルレンズ上で白色光の連続スペクトルの一部をカットすることによってほぼ同じ色の光をつくりだすことができる。
例えば、青色のセロハンを透過した光のスペクトルを観察すると、白色光の連続スペクトルから赤と橙の光がカットされたものになっている(つまり、青色のセロハンを透過した光の単色性はあまりよくない)が、実際にフレネルレンズ上で白色光の連続スペクトルから赤と橙の光をカットし、残りの光をスクリーン上で再合成すると、スクリーン上の光のスポットの色は青色のセロハンを透過した光の色とほぼ同じである。
それに対して、赤色のセロハンを透過した光のスペクトルは赤と橙のみであり、白色光の連続スペクトルから紫、藍、青、緑、黄の光がカットされている。(つまり、赤色のセロハンを透過した光の単色性はよい。)実際にフレネルレンズ上で白色光の連続スペクトルから紫、藍、青、緑、黄の光をカットし、残りの光をスクリーン上で再合成すると、スクリーン上の光のスポットの色は赤色のセロハンを透過した光の色とほぼ同じになる。
また、セロハン等の色フィルターは連続スペクトルの一部を吸収し、残りの色の光を透過するものであることをさまざまな色のスペクトルを観察することを通して理解させることができた。例えば、赤セロハンを透過した光を緑色のセロハンに入射させると、緑色のセロハンを透過する光はなくなる。このことを赤色および緑色のセロハンを透過した光のスペクトルをもとに説明すると、赤色のセロハンを透過した光のスペクトルの中には赤および橙のみが含まれている(つまり、黄、緑、青、藍、紫の光が吸収される)が、緑色のセロハンを透過した光のスペクトルの中には黄、緑、青のスペクトルが含まれている(つまり、赤、橙、藍、紫の光が吸収される)。従って、赤セロハンを透過した光を緑色のセロハンに入射させると、赤色のセロハンを透過した赤、橙の光は緑色のセロハンに吸収されてしまい、この2枚のセロハンを透過する光はなくなる。
以上のように、セロハン等の色フィルターを透過した光は単色光にはほど遠いものであり、いろいろな色の光を含んでいる。それに対してレーザー光は単色光である。そのことを確かめるためにレーザーポインター固定用の台の穴の中にレーザーポインターを入れ、レーザー光のスペクトルをフレネルレンズ上で観察すると非常にスペクトルの幅が狭く、ほとんど点であることが分かる。
(4)白色光の連続スペクトルから人工的な色をつくる実験...写真16参照
白色光の連続スペクトルの中に含まれていない色を人工的につくることができる。色フィルターによる光の吸収の特殊な例として、赤紫色のプラスチック板を透過した光のスペクトルは連続スペクトルの中の両端に位置する赤および紫である。つまり、赤紫色の光は自然の光の中には存在しない(連続スペクトルの中に含まれる単色光ではない)人工的な光であるといえる。実際に連続スペクトルの中の赤と紫以外の光をすべてカットするとスクリーン上に赤紫色の光のスポットができる。
(5)色の三原色に関する実験...写真17参照
フレネルレンズ上の連続スペクトルの赤、緑、青の位置に幅約1cmの縦長の窓を開けた工作用紙を当てて、赤、緑、青の単色光を取り出してスクリーン上で再合成すると、光のスポットの色は白色になる。この状態で工作用紙の赤の部分を塞ぐと、スクリーン上の光のスポットの色はシアンになる。また、同様に緑の部分を塞ぐとマゼンタ、青の部分を塞ぐとイエローになる。また、スクリーンをフレネルレンズのすぐ裏側の位置に移動し、徐々に元の位置に戻していくと、スクリーン上では青のスポットと緑のスポットが重なってシアンとなり、それにさらに赤のスポットが重なって白になる様子がよく分かる。
(6)補色の実験...写真18参照
フレネルレンズ上の連続スペクトルの赤および青緑の位置に縦長の窓を開けた工作用紙を当てて、赤および青緑の単色光を取り出しスクリーン上で再合成すると、光のスポットの色は白色になる。なお、写真18に示すように青緑の光を少し弱くするためにOHPフィルムに黒マジックを少し塗ったものを用いた。
(7)単色光の波長と回折縞の間隔の関係を示す実験...写真19参照
幅1cmの縦長の窓を開けた裏が黒い工作用紙をフレネルレンズ上の連続スペクトルに当てて単色光を取り出し、フレネルレンズの裏側に当てたホログラムシートに入射させると、スクリーン上に等間隔に並んだ回折縞が観察される。この状態で工作用紙を水平にずらしていくと、単色光の波長が連続的に変化するためスクリーン上の回折縞の色が変わるとともに間隔も変化する。
3−1.学習指導における実績
(1)白色光の中には赤→橙→黄→緑→青→藍→紫と連続的に変化するいろいろな色の光が含まれていること、および、この連続スペクトルを再度集めると元の白色光に戻ることを実験を通して理解させることができた。
(2)セロハン等の色フィルターは連続スペクトルの一部を吸収し、残りの色の光を透過するものであることをさまざまな色のスペクトルを観察することを通して理解させることができた。
(3)セロハン等の色フィルターを透過した光は単色光にはほど遠いものであり、いろいろな色の光を含んでいる。それに対してレーザー光は単色光である。そのことをフレネルレンズ上のスペクトルを観察することで理解させることができた。
(4)
3−2.学習指導における教育上の成果
(1)白色光の中には赤→橙→黄→緑→青→藍→紫と連続的に変化するいろいろな色の光が含まれていること、および、この連続スペクトルを再度集めると元の白色光に戻ることを実験を通して理解させることができた。
(2)セロハン等の色フィルターは連続スペクトルの一部を吸収し、残りの色の光を透過するものであることをさまざまな色のスペクトルを観察することを通して理解させることができた。例えば、赤セロハンを透過した光を緑色のセロハンに入射させると、緑色のセロハンを透過する光はなくなる。このことを赤色および緑色のセロハンを透過した光のスペクトルをもとに説明すると、赤色のセロハンを透過した光のスペクトルの中には赤および橙のみが含まれている(つまり、黄、緑、青、藍、紫の光が吸収される)が、緑色のセロハンを透過した光のスペクトルの中には黄、緑、青のスペクトルが含まれている(つまり、赤、橙、藍、紫の光が吸収される)。従って、赤セロハンを透過した光を緑色のセロハンに入射させると、赤色のセロハンを透過した赤、橙の光は緑色のセロハンに吸収されてしまい、この2枚のセロハンを透過する光はなくなる。
(3)セロハン等の色フィルターを透過した光は単色光にはほど遠いものであり、いろいろな色の光を含んでいる。それに対してレーザー光は単色光である。そのことをフレネルレンズ上のスペクトルを観察することで理解させることができた。
(4)
(7)生徒の意見から
実験終了後、今後の参考のため実験についての感想を書かせたところ、「色の仕組みが分かったような気がする。」、「光を自由に料理するようで面白かった。」、「光の回折縞の間隔が波長によって変化するのがよく分かった。」、「これからもいろいろな実験を見せてほしい。」等、好意的なものがほとんどであった。
(8)まとめ
光の色について分かりやすく演示する印象深い実験であるため、生徒に光に対する興味を持たせることができると同時に、実験を通して光の波長と光の性質に関する基本的な内容を理解させることができた。
(8)回折角と光の波長について θ...回折角 λ...光の波長
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ θ ・λ[nm]・ θ ・λ[nm]・ θ ・λ[nm]・ θ ・λ[nm]・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・11°・ 211 ・21°・ 396 ・31°・ 569 ・41°・ 725 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・12°・ 230 ・22°・ 414 ・32°・ 586 ・42°・ 739 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・13°・ 249 ・23°・ 432 ・33°・ 602 ・43°・ 753 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・14°・ 267 ・24°・ 449 ・34°・ 618 ・44°・ 768 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・15°・ 286 ・25°・ 467 ・35°・ 634 ・45°・ 781 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・16°・ 305 ・26°・ 484 ・36°・ 649 ・46°・ 795 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・17°・ 323 ・27°・ 502 ・37°・ 665 ・47°・ 808 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・18°・ 341 ・28°・ 519 ・38°・ 680 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・19°・ 360 ・29°・ 536 ・39°・ 695 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・20°・ 378 ・30°・ 552 ・40°・ 710 ・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・